■簡易環境制御装置をつくりました Step@ 簡易な農業ICTを試行してみます (2019/01/27)
■簡易な環境制御ユニットを作成中しました これから、簡易農業ICTとしての試行方向として ・管理システムという上位から、各種のI/Oを制御および情報収集する仕組みの試行を 独自で行ってみようと考えています。 【作成の背景】 ・外部からコントロールできる機器が欲しいのですが、そのような機器が少なく、 かつi/fなどの仕様公開がありませんので利用できない状況にあると考えています。 ・外部からのコントロールの必要性 栽培論理に基づいた栽培管理をおこなおうとすると、ある計画と結果が管理できる ツールが必要になります。 人手でも出来ないことはありませんが、正確さ、時間などから実際は難しい現状です。■実行のStep 下記のstepで作成し掲載していきたいと考えています。 @簡易環境制御ユニットの製作 (今回) A外部i/f (wifi接続のweb serverの作成 (次回) Awebからのアクセス:情報抽出と一部パラメータ設定操作(かなりイリーガルな方法ですが) BweからのPD的な(PDCAのCAは無い予定)コントロール (かなりイリーガルな方法ですが)Step@========================================= ■概略の仕様 ・制御するI/O 機器は環境(温度)に関わる下記の4つです ・天窓モーター ・側窓モーター (ベンチ暖房と背反運用可能) ・カーテンモーター(保温と遮光は背反運用) ・暖房機 ・制御パラメータは下記です ・運用時間6パターン ・モーターon・offのインターバル運用 ⇒ 概略の動きは(運用時間パターン対応) 必要に応じ、一日の時間に応じたセンサー値を変更します 特に保温カーテンなどの管理には有効かと⇒ 装置の全体イメージは ⇒ 一般記述仕様は⇒ 本機のパネル操作では、Modeと呼ぶ番号で幾つかの表示、設定が可能です コマンド送出に対してのレスポンスがあります【運用-1】 ・Off Lineでの運用と外部i/fにより環境情報の入手(温度のみですが)と 制御パラメータを逐次指定できます。 外部i/fはRS-232c 3線により他の通信i/f接続が容易です。 (現在wifiのi/fでWAN接続予定です) ■外観【温度制御概略ーモーター制御】 ・天窓などのモーター制御は、Openモーター制御とCloseモーター制御です。 ハウス環境が所定上位温度を超えるとOpenモーター駆動がはじまります。 モーターは、指定時間Onと指定時間Offの間欠動作を行います。 ・所定上限を下回ると、Open動作は停止します。 ・Closeは下限温度を下回るとClose動作として、指定時間CloseモーターOn 指定時間Offの間欠動作を繰り返します。 これにより、冬場早朝での急激なカーテンopenなどを抑制できます。 ・上限、下限の設定範囲が、ヒステリシス帯となります。 ・なお、雨または風のセンサー検知した場合、天窓、側窓は強制的にClose運用に なります。【パラメータ:タイマー】 ・制御タイマーは各制御機器別に6つ保有していますので、栽培環境に合わせた 詳細な制御設定が可能です。 ・パラメータは、内部記憶に保持していますので、外部i/fなど通信が断たれた場合 でも本機の運用動作はおこないます。■外部i/fの概略 ・本機は、外部i/fとして、RS-232cを持っています。 外部からは、下記のコマンド運用が可能です。■その他と今後 ・詳細な仕様は別途掲載 ・今後、stepAWifi webservr 接続を行います。2019_01_27 now.